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コラム

木造住宅の構造とリフォーム時の注意点

写真①
木造住宅の構造には、大きく以下の2つに分けられます。
■ 在来軸組工法
「土台」と「柱」と「梁」を組み立てる軸組による工法です。
木の軸で建物を支える日本古来の木の良さを存分に活かした工法で、真壁造りにすることにより調湿効果を期待することができます。日本で最も主流の工法で、大工さんや棟梁さんが活躍して建てられる住宅です。
阪神大震災では、この工法における旧耐震制度時代の住宅が多数倒壊したことが印象的でした。
但し、平成以降の比較的新しい住宅はあまり被害がありませんでした。築年数が大きなポイントとなります。
■ 枠組壁工法
世間一般的には、ツーバイフォー工法と表したほうが有名かもしれません。
北米を起源とする木造建築工法の一つで、現在において世界で最も主流の木造工法になります。
ただ日本では後発にあたり、柱や梁で構成される日本古来の在来軸組工法に対し、剛性の高い壁と床といった面を一体化させることで建てられる箱型構造になります。建物に掛かる荷重が壁全体で分散して伝えるため、耐震性に優れ、枠組み材が火の周りを一時止めるため耐火性にも優れていることがポイントです。

各構造のリフォーム時の注意点

在来軸組工法

写真②
日本において、古くから親しまれ日々発展してきた伝統的な工法です。
土台の上に縦横に柱や梁を、そして斜めに筋違いを入れて補強をしながら建物を設計していく為、一般的に間取りの自由度が高い工法です。さらにその後の増築や模様替えにおいても同様に比較的に変更自由度が高く、リフォームがしやすい工法とも言えます。
ただ、度々震災により問題点が発見され、耐震基準が更新されている為、古い建物には注意が必要となります。
よって、古い建築物のなかには耐震性が低いものも混在します。耐震性の向上も含めた企画がリフォーム時の重要なポイントになります。ただ最近は、鉄筋コンクリート製の基礎や材の接合部に金物を用いたり、壁材に構造用剛板を用いるなど耐震性能の強化が進んでいますので、それほど心配する必要がないでしょう。
また、この工法は、棟梁さんや大工さんの腕に掛かっており、あらゆる業者さんで取り扱い可能となっていることから、手掛けた大工さんたちの腕の善し悪しが建物の強度に大きな影響を及ぼすケースが高いようです。
こちらも発注時には注意したいポイントでもあります。木の風合いを出しながら、自分のライフスタイルに合わせて家を設計できる点が大変魅力的ですが、価格だけではなく以前の施工案件等をチェックして総合的に発注先を選ぶことをオススメします。

 

枠組壁工法

写真③
アメリカから輸入された建築工法です。
欧米では、標準的な木造住宅の工法となっており、現在日本でも、ハウスメーカーの手によりツーバイフォーという呼び名で広く普及されました。
柱や梁といった軸組(線材)で支える日本古来の在来軸組工法に対し、枠組壁工法ではフレーム状に組まれた木材に構造用合板を打ち 付けた壁や床(面材)で支える工法となります。
工場で生産された規格木材を釘と金物で接合するシンプルな工法である為、 施工熟練度のばらつきがあまりない合理的な工法であることが最も大きな特徴です。
また、床・壁・屋根の6面体で支えるモノコック構造は、地震の揺れを接合部に集中させることなく面体で吸収するため耐震性に優れています。さらに面同士を組み合わせ、隙間が大変少ない工法であることから高い断熱性・気密性・防音性をもち合わせます。
但し、一方で決められた規格壁による組み合わせなので、間取りや部屋の広さ、窓関係に大きな制約を受けます。従いまして、リフォーム時においても基本的な箱構造に従い改修をせざるを得ず、大規模リフォームでは自由度に大きな制限を受けます。
地震大国の日本において、とても魅力的な工法であり、工場生産を可能とするためコスト面も優しいのですが、壁の貫通や撤去などできずデザイン面において制限を受けるほか、湿度の高い日本において除湿面を念頭において企画しないと腐蝕の原因にもなりかねません。

 

どちらの場合においても、まず新築時に自分が住まいに望むものをしっかりとまとめて、長所短所を理解して発注すること、さらにリフォーム時においても、しっかりと構造や工法をしっかり理解して、リフォームを行うこと、リフォーム業者を選定することが求められます。当社におきましても、ぜひお客様に建築当時の設計図をしっかり保存して頂ければ問題なく施工(内装面に限りますが・・・)できますので、よろしくお願い致します。

お気軽にお問い合わせください

0334941195

 
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